WBCの試合を見にアメリカへ
5月 29, 2019 by
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草野球のチームメイトたちとアメリカに行きました。時期は2009年3月、第二回WBCが開催されていた頃で、準決勝の試合を観戦しに行きました。そのほか海外だと、会社の慰安旅行で台湾に行きました。新卒で入社した直後のGWにいきなり海外旅行でした。九分や台北など、有名な観光地を回りました。国内だと新婚旅行で妻と北海道に観光に行きました。これも5月のGWを利用しての旅行で、小樽と札幌の王道コースを楽しみました。

アメリカでは食事がどこで食べてもサイズが大きく、帰国後は少し体重が増えているほどでした。ステーキやホットドッグなど、アメリカらしい食事は思ったよりも美味しかったですが、逆に日本を意識したすき焼きなどは、日本では入れないような具材も入っていたりして、微妙でした。

台湾での食事は、日本では無いような味付けの料理が多く、夜市などで販売されている焼き鳥は、見た目は普通のタレ焼きですが、食べてみると日本とは全く違うタレの味がして、違和感がありました。会う人と会わない人が分かれるかと思います。一方で小籠包やマンゴーのかき氷などは、日本人が食べても万人に受けると思われる味がしました。

北海道の小樽に行ったときは、自転車をレンタルして小樽の街を一回りしましたが、海や運河などが見られて楽しかったです。風がとても気持ち良く、自転車は駐輪するのも簡単なので気に入った場所があったら停まって、ゆっくり景色を楽しむことができました。また、小樽の観光客向けに観光案内をしているボランティアのおじさんに教えてもらったお寿司屋さんが非常においしくて、感動したのを覚えています。

台湾は親日であるため、至るところで日本語を目にしたり、観光地だと普通に日本語が使える店員さんが多くいます。しかし、日本語を熟知しているわけではないようで、日本人観光客のために貼ってある看板などには、笑ってしまうような面白い誤字脱字や独特な言い回しの張り紙がかなりの頻度で見かけられました。

一つ例を挙げると、台湾の観光地のトイレに立ち寄った時、男子用の小便器の上部に張り紙が貼ってあり、「私に近づきなさい」と日本語で書かれていたのを見つけたときは、1人で少し笑ってしまいました。小便が飛び散らないようにして欲しいという意思は伝わりましたが、言い回しが面白かったです。また、カタカナの「コ」と「ユ」の見分けがつかないらしく、それらの誤字脱字がたくさんあって面白かったです。

アメリカでは、ハリウッドを観光しているときに、目の前に露出狂が現れ、その数秒後に速攻で警察に逮捕されるドタバタ劇が目の前で起こり、恐ろしくもみんなで笑ってしまいました。どこの国にもおかしな人はいるものだ、と思いました。

アメリカに行った帰りのことですが、色々と準備に時間がかかり、帰りの飛行機のチェックインに間に合わなかった時は、どうしようかと内心かなり焦りました。幸い一緒に行ったメンバーに英語を話せる人がいたので、次の便に乗ることが出来たので良かったのですが、その便は成田空港行きでした。みんな大阪の人間なので、本来は関西国際空港に帰る必要があったのですが、背に腹は代えられず、その成田空港行きの便に搭乗しました。

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しばらく空の旅をしていたところ、一件のニュースが飛び込んできました。「成田空港で機体の火災が発生したため、この便は関西国際空港に着陸する」という内容でした。乗客のほとんどは東京に帰りたかったので、困惑した様子でしたが、私たち一行は心の中で歓喜していました。様々なトラブルが発生した結果、最終的に無事に大阪に帰るという変な奇跡が起こりました。この帰国までの10数時間の間に、本気で困って本気で安堵するという非常に忙しい体験をしました。